民族でわかるアジア史
今すぐ読む
試し読み
アプリで読む

民族でわかるアジア史

  • 配信開始日:2024/07/28
  • 配信終了日:2025/07/27
  • 出版社:宝島社

目次

表紙 民族でわかるアジア史 はじめに 監修 宇山卓栄 民族とは何か CONTENTS 【序章】台湾・尖閣諸島危機を招く「漢民族復興」の悲願 「偉大な中華の復興」に振り回されるアジア各国 「一つの中国」の虚像 台湾先住民の部族社会 古代から続く歴史の改ざん 抹消された長江文明 中国4000年の歴史のウソ 漢民族は亡国の民だった 現在も続けられるジェノサイド 漢民族による少数民族支配 「一つの中国」を警戒する台湾で“台湾人”と自覚する人が急増 <コラム>「支那」は差別語なのか 【第1章】日本と東アジアの民族 遺伝子解析で明らかになった“日本人”の原像 創作された民族・アイヌ民族の実像 朝鮮人のルーツ 異なる2つの民族の系譜 中国の最盛期・清王朝を築いたのは満州人だった なぜモンゴル人は世界最大の帝国を築けたのか <コラム>アジア系民族が駆逐されたシベリア 【第2章】南アジアの民族 南アジアのドラヴィダ人とアーリア人 民族支配がインドのカースト制を生んだ 民族対立によって26年間続いたスリランカ内戦 「帝国の墓場」となったアフガニスタン 独自の宗教が発展した高原の民・チベット民族 <コラム>インド北西部からヨーロッパに拡散したロマ 【第3章】東南アジアの民族 中国とインドの二大文明圏に挟まれた民族の交差点 東南アジアの先住民族 クメール人国家・カンボジア 中華文明圏に組み込まれたベトナム 中国系との混血が進んだラオスとタイ 同一民族を起源とする南シナ海の国々 なぜミャンマーでロヒンギャ族の虐殺が起きたのか <コラム>東南アジアのミニステート・シンガポールとブルネイ 【第4章】中央アジア・コーカサスの民族 トルコ人のルーツだった中央アジア 中央アジアの“北朝鮮”トルクメニスタン イラン系が多数を占めるタジキスタン 度重なる離散の歴史 アルメニア ロシアに翻弄されるジョージアとアゼルバイジャン <コラム>独立を宣言したコーカサスの3つの共和国 【第5章】西アジアの民族 ユダヤ人とパレスティナ人の民族問題 中東を1000年支配したイラン人 中東の広範囲に広がるアラブ人 アラブ人が10%しかいないアラブ首長国連邦 キリスト教徒が多い中東国家レバノン トルコ系民族ではなくなったトルコ共和国人 国を持たない民族・クルド人

ガザ紛争によって、中東情勢は一気に悪化している。そのほか、インドとパキスタンとの領土紛争、コーカサス地方におけるロシアの圧力など、アジアは世界秩序を脅かす「震源地」をいくつも内包しているが、その根幹には、多くの民族が移動と混血を繰り返してきた歴史が横たわっている。なぜ民族はぶつかるのか。なぜ民族はわかりあえないのか。本誌はアジアの歴史のダイナミズムを、民族という視点から解き明かす。

お気に入り登録
あとで読む登録

シェアする

お気に入り/あとで読むとは?

お気に入り/あとで読むとは?

【お気に入り】
登録した雑誌を、「お気に入り」の一覧で確認できるようになります。アプリ利用の場合は、マイページ内で一覧で確認できるほか、新刊配信のお知らせをPUSH通知で受け取ることができます。

※ムック・増刊はご登録いただけません。

【あとで読む】
気になる雑誌・ムックを「あとで読む」の一覧で確認できるようになります。アプリ利用の場合は、マイページ内で一覧で確認できます。