クランクシャフトが2回転する刹那 12回ガソリンが爆ぜる。 V型12気筒エンジンは大いなるパワーと繊細さ、 そして官能的な音を含む芸術品である。 だがことフェラーリにあってV12は、 伝統でありブランドの精神的な 核という意味合いも持ち合わせている。 『Ferrari|フェラーリV12、頂点の血統。』2025年に生誕30周年を迎えたF50と、いよいよ国内上陸を果たした12チリンドリ。内燃機関の終焉が囁かれるいまも、フェラーリは“12”という数字にこだわり続ける。轟音とともに、情熱と哲学を燃やし続けるふたつのV12。その響きは、時を逆巻く鐘の音。未来さえもふり返らせる、跳ね馬12気筒の魅力に迫る。