【特集】終わらなかった戦争 サハリン、日ソ戦争が戦後の日本に残したこと 終戦直前の1945年8月、樺太は突如として戦火に包まれた。ソは日ソ中立条約を一方的に破棄し、侵攻。日本側の民間人を巻き込んだ激しい戦闘となった。戦闘は8月15日を迎えてもなお止まず、逃げ惑う避難民に対して、ソ連軍の機銃掃射が容赦なく浴びせられ、多くの命が失われた。街々は艦砲射撃で焼き払われ、追い詰められた人々の中には、集団自決を選ばざるを得なかった人もいる。今もなお、日ロ関係は様々な困難がある。一気呵成に事態を変えることはできないが、未来を切り拓くためには、歴史を知ることが欠かせない。